6/20(金)「四日市港霞ヶ浦地区北埠頭の整備を進める会」「四日市港の海岸整備を進める会」合同要望報告について
①四日市港霞ヶ浦地区北埠頭の整備を進める会(会長・小川謙四日市商工会議所会頭)、
②四日市港の海岸整備を進める会(会長・同会頭)
は令和7年6月20日(金)、国土交通省に対し、要望を行いました。
要望活動には、両進める会(①及び②)の名誉会長として一見勝之・三重県知事、
および同じく両進める会(①及び②)の名誉会長として森智広・四日市市長、
両進める会(①及び②)の会長として小川謙・四日市商工会議所会頭、
北埠頭の整備を進める会(①)の会員として下田典史・住友電装㈱特別顧問、
海岸整備を進める会(②)の副会長として森庄次・昭和四日市石油㈱四日市製油所長、
両進める会(①及び②)の会員として髙間伸夫・四日市港管理組合副管理者が参加しました。
両進める会(①及び②)の要望書を手交した後、小川会長から
水嶋智・国土交通審議官、
廣瀬昌由・技監、
安部賢・大臣官房技術参事官に対し、
北埠頭の整備については
「東海環状自動車道の全線開通を見据えた岸壁の一部先行利用、令和12年度の全面供用開始に向け、
計画的かつ重点的な事業推進、予算確保をお願いしたい。」と、
海岸整備については
「住民の安全・安心を確保するとともに、産業の競争力保持及び持続的な発展のため、
計画的な事業推進、予算確保をお願いしたい。」と要望しました。
これに対し、面談者の皆様からは次の通り力強い発言をいただきました。
○国土交通省 水嶋審議官 発言要旨
「四日市は戦後の日本経済成長を牽引してきた地域であり、現在も日本の製造業・産業を支えている
重要な地域である」
「三重県のみならず、中部あるいは全国レベルで国の経済を牽引している地域と認識している」
「先日能登半島を視察し、耐震強化岸壁とそうでない岸壁で被害の差を実感した」
「南海トラフ地震などの大規模災害に備え、事前の備えが重要であるとの認識が広がってきている」
「国としても、防災関連の予算確保に引き続き努力していく意向である」
【水嶋審議官に要望書を手渡す小川会頭】
(左から髙間副管理者、森所長、小川会頭、水嶋審議官、一見知事、森市長、下田特別顧問)
○国土交通省 廣瀬技監 発言要旨
「日本の発展のためには港湾が重要であり、特に韓国など海外と競争する上でも港の整備が重要」
「四日市は石油処理能力が名古屋港より高く、県内で人口も最多であり、防災面・利用面からも
重要性が高い」
「温暖化が進みつつある中で、台風被害も懸念しており、防災対策としての港湾整備が必要」
「予算確保は厳しい状況だが、今後の概算要求に向けてしっかり準備していきたい」
【廣瀬技監に要望書を手渡す小川会頭】
(左から川崎議員、下田特別顧問、小川会頭、廣瀬技監、一見知事、森市長、森所長)
○国土交通省 安部大臣官房技術参事官 発言要旨
「知事など多くの関係者が熱心に訪問してくださり、とても励みになっている」
「事業が順調に進んできており、機会を見つけて今後も現地視察を行いたい意向である」
「今後、核となる拠点整備が早期に進めば、さらなる発展が期待できる」
【安部参事官に要望書を手渡す小川会頭】
(左から森所長、森市長、一見知事、安部参事官、小川会頭、下田特別顧問、川崎議員)
両会では今後も要望活動を続けて参ります。