平成22年度の総括概況、及び概要を掲載しております。
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Ⅰ.総 括 概 況
四日市地域の景気は、円高・資源価格の高騰などにより苦戦を強いられている中、年度末には東日本大震災が発生、その影響により先行き不透明感が一層増し、特に小規模企業・中小企業にとっては自助努力を超えた厳しい状況が続いている。このような経営環境から当所では、年間を通じて「会員のホームドクター」となるべく巡回・窓口相談事業を強化・実施するとともに、中部経済産業局委託事業 みえ中小企業応援センターの一角を担い、専門家派遣を中心に相談窓口を開設、個々の中小・小規模企業の支援を行った。
また、平成22年10月に四日市市との友好都市提携30周年を迎えた中国 天津市へ会頭を団長とする経済訪津団を派遣、これを契機に平成23年2月、当所に「四日市・天津経済交流センター」を立ち上げ、経済交流の第1歩を踏み出した。
そして、本年11月、3年間の任期満了による議員改選が行われ、齋藤彰一会頭の2期目がスタート、これまでどおり「有言実行」の商工会議所として諸事業を実施したほか、「積極的に発言し行動する商工会議所」として、四日市市をはじめ県・国・関係機関へ積極的に要望活動を実施した。
平成22年度の重点事業としてあげた事項は以下の4点であり、それぞれの総括は次のとおりである。
1、中小企業の支援の充実・強化と雇用問題への取り組み
厳しい経済の中で中小企業のビジネス機会を創出するため、会員企業や商品等を積極的にPRする機会を設けるため4月に「元気ある四日市の企業展」を開催、さらには三重県主催の「リーディング産業展2010みえ」への出展に結び付けるなど企業PRを積極的に支援した。また、従来から実施している四日市萬古焼新作フェアを開催するとともに、じばさん三重と共催で名古屋金山総合駅、新宿駅西口広場での地場産品紹介イベントに参加しPRに努めた。
今年度から始まった中部経済産業局委託事業「みえ中小企業応援センター」事業に参画し、積極的に専門家派遣や相談窓口を開設、経営課題の解決に向けた支援を実施するとともに、年間を通して小規模企業に対する巡回・窓口相談による経営支援を実施、さらに年末には緊急経営相談窓口を開設した。 また、日本商工会議所からの委託事業として、「起業塾」「経営革新塾」をそれぞれ開催した。
雇用支援に関しては、学生就職PRセンターにおいて、企業の採用支援と高校・大学等新規卒業者・早期離職者の就職支援及び人材育成を行うとともに、3年目となる日本商工会議所からの委託事業「ジョブカード事業」を積極的に展開した。
2、魅力ある四日市の情報発信とまちづくりへの取り組み
中心市街地活性化については、中心市街地活性化検討会議を中心に、ワークショップの開催、アンケートの実施などにより「四日市市中心市街地グランドプラン」を策定し、中心市街地の活性化に向けて大きく踏み出した。
産業観光については、四日市港・工場夜景クルーズを実施。その後の四日市観光協会主催「四日市コンビナート夜景クルーズ2010」に繋がった。また、初めての試みとして「婚活」と「夜景クルーズ」を合わせた「四日市コンビナートナイトクルーズ 大人のロマンチックパーティ」を実施した。その他、親子で四日市の産業について理解することを目的とした「四日市の産業発見 親子産業ふれあいツアー2010」を実施した。
3、都市・産業活性化の推進のための行政等への政策提言・要望活動の取組
広域道路(新名神、東海環状自動車道、国道1号北勢バイパス)の整備促進については、国土交通大臣はじめ三重県選出国会議員・国・県・関係機関に対し要望を実施した。さらに国道1号北勢バイパスについては、整備促進のための署名活動の実施や要望書の提出を行った。四日市港臨海道路霞4号幹線の整備促進については民主党三重県総支部連合会へ要望、また、四日市港の国際競争力の強化推進のため「国際コンテナ戦略港湾の選定」については、国土交通大臣をはじめ民主党に要望を実施した。
昨年度まとめた「四日市地域における渋滞・交通危険個所調査報告書」並びに「産業基盤整備の促進に関する提言書」をもとに、渋滞・危険個所の改善そして四日市臨海部における交通・物流インフラ整備について積極的に国・県・市に対して要望を実施した。
4、会員・市民・地域に開かれた商工会議所と商工会議所運営の強化
昨年から継続して全会員訪問事業を実施。商工会議所事業の紹介とニーズ把握に努めるとともに、会員・市民・地域に開かれた商工会議所として定期的に記者会見を開催し情報発信を行った。
部会活動については、再編された部会毎の事業に加え、本年も部会の枠を超えた部会共通事業を実施し、多くの参加者を得た。
また、会員増強と共済事業推進については、5月・6月に県下商工会議所統一キャンペーンに併せ、会員共済制度同行キャンペーンを実施し増強に努めた。
会員交流事業として、恒例の新春賀詞交歓会・吉本新喜劇観劇ツアー・1泊2日ツアーをはじめ、本年は四日市地域ブランドを活用した「まるごと四日市・会員交流ディナーショー」を開催し好評を博した。
そして、昨年から実施している、中小企業の先端科学技術分野の研究開発および人材育成を図るため「ナノ高度学際教育研究訓練プログラム」を本年度も大阪大学と連携して実施した。
年度末に発生した東日本大震災の復興を支援するため、会員事業所に義援金を募るとともに女性部・青年部と一緒に近鉄四日市駅前で街頭募金活動を実施した。また、緊急アンケートを実施し、当所として出来る支援に結び付けられるよう取り組んだ。
その他、日本商工会議所の検定事業、当所における会員サービス事業を積極的に取り組んだ。











